本写真展は奈良大和の四季折々の美しさ、この地で出逢った千載一遇の瞬間を切り取ったものです。奈良大和路は古くからの歴史があり、場所によっては弥生時代さえ感じさせてくれます。
また、場所ごとに各々の歴史があり、感激したり、思わず合掌してしまうこともあります。特に、日常生活では見逃してしまう夜明け前の空の鮮やかな変化にはとても感動しました。
今回のテーマは、秒ごとに刻まれていく自然の色彩美を表現したく、何度も同じ被写体に向かって通いました。少しでも情景をお伝えできれば幸いです。

竹川 隆（フォト十彩 所属）

作品点数 ： 全倍サイズ18点・全紙サイズ8点、カラー、計26点（予定）
・デジタルによる作品。
・展示作品は、描写性の高い富士フイルム製品「銀写真プリント」を使用。

＜プロフィール＞

竹川 隆 （たけかわ たかし）

1953年、石川県金沢市生まれ、京都在住。
2010年より写真を始め2015年から山下茂樹氏に師事。
現在、奈良を中心に早朝、黄昏時の色変化、多種多様の雲変化、四季に咲く花々等、自然の彩りを追求している。
風景写真研究会「フォト十彩」所属（主宰 アサイミカ・公益社団法人 日本写真家協会 会員）
写真展にあわせて、写真集『時を刻む彩り、奈良』（大垣書店）を出版。

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